治らない慢性腰痛の原因は、日常的な動作にある？
一般的に現代人の慢性的な悩みの上位に挙げられるのが腰痛です。慢性的な腰痛に悩まされていて、色々やってみたが治らないという人も多いのではないでしょうか。そこで、慢性腰痛の原因はどこにあるのかや、慢性腰痛は本当に改善する方法はないのかなど、慢性腰痛について詳しく紹介していきます。腰痛に悩まされている人は必見です。
目次
- ○ 腰痛を引き起こしやすい日常の動作と予防法
- ・物を拾う・持ち上げる
- ・振り向き動作
- ・日常習慣
- ○ 腰痛改善に効果が期待できるストレッチ
- ・一般的なストレッチ
- ○ そもそも腰痛を引き起こす原因とは？
- ○ 早めに専門家に相談しよう
- ○ 最後に
腰痛を引き起こしやすい日常の動作と予防法
慢性腰痛は日常の何気ない動作によって引き起こされやすいです。日頃無意識に腰に負担をかける動作をすることによって腰へのダメージが積み重なり腰痛に繋がってしまうのです。では、具体的にどのような動作が腰痛を引き起こしやすいのでしょうか。
物を拾う・持ち上げる
まずは物を持ち上げる動作です。ダンボール箱や地面に落ちているものなどを拾う時に、立ったまま腰を曲げて持ち上げたり拾ったりしていないでしょうか。これは腰への負担が非常に大きい代表的な動作です。軽い物だからといっても負担は大きく、腰痛になりやすいですしぎっくり腰などのリスクも高めるものです。こういった場合は、ひざを曲げて体を物に近づけて下半身全体で持ち上げるようにすると腰痛予防になります。
振り向き動作
次に、方向転換も腰痛を引き起こしやすい動作です。物を前から後ろに移動させたり、後ろにいる人振り向き動作
に上半身だけ振り返って話しかけるなどの動きは、腰への負担が大きく腰痛を引き起こしやすいです。腰をひねって方向転換するのではなく、体ごと後ろを向くようにすると腰への負担が緩和され腰痛予防になります。自分の背より高いところの作業を背伸びしたりしながらするのも腰への負担が大きいです。台を用意するなどして安定した姿勢にすることで腰痛予防になります。
日常習慣
デスクワークや立ち仕事などずっと同じ姿勢も腰まわりの筋肉が固まってしまい腰痛になりやすいです。どうしても同じ姿勢になることが多い場合は、猫背などにならないように背筋を伸ばしたきれいな姿勢を維持するようにすると腰への負担は和らぎます。
腰痛改善に効果が期待できるストレッチ
自宅で手軽にできる腰痛改善の方法の一つにストレッチがあります。1回ではなかなか改善効果を実感するのは難しいかもしれませんが、毎日継続することで痛みが和らいだり効果を実感できるようになります。日々の習慣による原因で腰痛が引き起こされている場合は、日々の習慣を改善すると同時にお風呂上がりなど習慣的にストレッチをすることでより高い改善効果を期待することが出来るでしょう。慢性腰痛を改善するストレッチですが、腰の筋肉はもちろん、その周囲の筋肉もストレッチしてあげることが大切です。
一般的なストレッチ
まず最初のストレッチは、地面に座り片方の足を膝を立てつつ反対の足の外側に足の裏が地面にピッタリ付くようにします。その状態で若干上半身を後傾させ、膝を立てている方の足側に回していきます。20秒程度姿勢をキープして反対側も同様にストレッチしていきましょう。次は仰向けに寝た状態で、膝を抱えるようにして自分の胸に足を引き寄せお尻やハムストリングスをストレッチします。片方ずつが理想ですが、両足いっぺんにやっても構いません。
次に太ももの前をストレッチします。正座の状態で座り、片方の足をまっすぐ前に伸ばします。そのままゆっくり上半身を後方に倒していくと太ももの前が伸ばされているのを実感できるでしょう。太ももの裏側は、足を前に伸ばしつま先を掴むように上体を前に倒していきます。太ももの内側は、足の裏同士を合わせてなるべく自分の体の方へ引き寄せます。その状態で浮いている両膝を床方向に伸ばしていくと内側の付け根あたりが伸びているのを実感出来るはずです。
そもそも腰痛を引き起こす原因とは？
慢性腰痛と一口に言っても、その原因は人によって様々です。また、色々な要因が複合的に影響しているため、完全に原因が特定できるのは腰痛の15%程度とも言われているほど原因の特定は難しいものです。ただし、ハッキリとした原因はわからなくても腰痛の原因は大きく分けて3種類程度に分けられます。代表的なものは習慣による原因の慢性腰痛ですが、具体的には悪い姿勢や無理な動き、筋肉不足などの骨や筋肉などを原因としたものです。
次が内臓や血管の病気の症状として腰痛が出るものです。腎臓や尿管の尿路結石などが代表的なもので、女性の場合は子宮に関する病気が原因となっていることもあります。3つ目が心因性の腰痛です。レントゲンなどを撮影しても問題なく精神的ストレスが原因となった腰痛もあるのです。ぎっくり腰など明らかに原因がはっきりしているものは良いですが、そうでない場合にはもっと申告な原因が隠れているかもしれません。自己判断するのではなくなるべく早く治療院に相談した方が良いでしょう。以上が一般的に言われている話です。
早めに専門家に相談しよう
慢性腰痛は治らないという人もいますが、日々のちょっとした心がけやストレッチなどで改善する可能性は十分にあります。しかし、腰痛と言っても原因が様々で、どこに原因があるのかを特定することが改善のためにも必要不可欠です。腰痛くらいでと思うのではなく、なるべく早く専門家に相談し自分の腰痛にあった改善方法をアドバイスしてもらいましょう。
最後に
当院では他の方法でも対策を立てております。
生活習慣の改善といっても、お仕事や子育てなどで大変な方も多いと思います、患者様個人の状況に合わせて施術や改善の指導を行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。