肩こり・腰痛は何故出るのか色々な原因が言われていますがその仕組みが分かれば改善や予防に役立つと思います。
肩こり・腰痛には姿勢やストレス、筋力低下など色々な原因が言われていますがどのように肩こりや腰痛に関わっているかが分かれば改善方法や予防方法が見つかるかもしれません。
ここでは代表的な原因と仕組みを見ていきたいと思います。
目次
- ○ 肩こり・腰痛の原因で姿勢について
- ・腰の場合
- ・肩こりの場合
- ○ ストレスが原因の場合
- ・肩こりの場合
- ・腰痛の場合
- ○ 筋力低下による肩こり・腰痛の場合
- ・肩こり・腰痛共に
- ○ 最後に
肩こり・腰痛の原因で姿勢について
長時間同じ姿勢をしていると力の入っている筋肉は固くなり時間とともに柔軟性がなくなってきます。
その結果として柔軟性がなくなり固くなった方に傾いて行ったり一部の筋肉にのみ疲労が溜まり楽な姿勢を取ろうとしたりして姿勢が悪くなっていきます。
腰の場合
腰の筋肉は以前にも書きましたが横になって寝ているとき以外は負荷がかかった状態なので疲労が溜まっていき寝ているときに休めて疲労が取れるはずですが残念ながら寝ているときは血行が悪くなるので筋肉疲労は取れきれません。その為常に疲労が溜まった状態で慢性的に腰痛が出やすいと思います。
予防としては寝る前にお風呂でよく温もってから寝るようにすると少しは疲労が取れるのではないかと思います。又ふくらはぎを緩めるのも効果的かもしれません。
肩こりの場合
姿勢を横から見ると腰の真上に肩・首・頭が有れば良いのですが何かの作業をしている時腰より前に頭が有るケースが多く頭を支えるのに首や肩回りの筋肉で支えているのでその姿勢が長く続くことにより首・肩に疲労が溜まり肩こりや首のハリにつながると思います。
予防としては長時間同じ姿勢をするときは時々首や肩を動かしたりストレッチなどをして血行を良くする事で少しは改善するのではとおもいます。
ストレスが原因の場合
ストレスが溜まってくるとイライラしたり怒りの感情が出てきたりします。そうすると脳が活性化して疲れて体全体が疲れてきたと感じ楽な姿勢を取ろうと傾いて姿勢が悪くなります。
肩こりの場合
姿勢が悪くなり出てくる肩こりとは別に脳が疲れてくると首回りから肩・背中にかけて筋肉のハリが強く出てきます。
この為首・肩の凝りを感じ場合によっては血行を阻害し脳への血流を頭痛やめまいの原因になることもあります。
予防としては首回りを緩めるつまり首のストレッチ・温める・マッサージなどがあります。
腰痛の場合
上半身の姿勢が悪くなると腰にかかる負担が増えるので姿勢の項目で述べた方法で行くのが良いと思います。
筋力低下による肩こり・腰痛の場合
筋力低下の原因として筋肉量(大きさ)・疲労の蓄積などがあります。
筋肉は大きさにより疲労の蓄積できる量が異なり大きいほど多くの疲労を溜めれるので筋肉量が減るとその分早く限界が来てしまいます。
ただ一つの筋肉だけで支えているのではなく周りの複数の筋肉で支えているので一つの筋肉が限界でも別の筋肉に余裕が有るとカバーして支えるので痛みなども出にくく支えられているので大丈夫と思ってしまいますがいずれ周りの筋肉にも限界が訪れ痛みが出ることになります。
肩こり・腰痛共に
首周り・肩周り・腰周りの筋力低下を予防するには首・肩・腰の運動になりますが使った後の筋肉をそのままにしておくと疲れが溜まっていき力が十分発揮できないで筋力低下と同じ状態になってしまいます。必ず冷やす(使った筋肉は熱を持っているのでシップを貼るなどして熱を取ってあげると筋肉疲労を抑えます)又はストレッチなどを行い疲労を溜めないようにしましょう。
最後に
肩こり・腰痛には筋肉性だけでないため温め・マッサージ・ストレッチなどをしても効果が出ないこともあります。
感じ方として筋肉性の場合多くは急に来るのではなく前段階で重く感じる・だるく感じるなどがあり楽になる姿勢のあることが多いです。