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院長の独り言 ④足の長さの違い

例えばズボンを履いたとき、歩いたとき、立っている時などに左右で足の長さの違いを感じたことはないですか。

足の長さが変わる原因は色々考えられますが基本的に骨の長さが違う場合を除き多くの場合は揃える事が出来ると思います。

足のモデル

 

目次

足の長さが変わることにより

左右の足の長さの違い

足の長さが左右で変われば立っている状態で短い方へ傾いてしまい歩いている時の左右の歩幅が変わり靴底の減り方も左右で変わってきてますます傾いていくことになり姿勢の悪化にもつながります。
僅か数センチでも長時間続くと負担の掛かる場所により姿勢に悪影響を及ぼす事も有ります。
少しでも違和感を感じたら長さを修正して体への悪影響を予防していきましょう。

足の長さが変わる原因

ヒールの踵

基本的には使ったところは劣化するもので関節などの軟骨が減るのは仕方のないことです。
しかしバランスよく左右対称に減っていくと長さなどが変わることは考えにくいです。
主に原因として考えるのは、足の骨の長さが違う、左右の筋肉量の違い、筋肉の着き方が違う、膝の変形、股関節の変形、骨盤のズレなどが考えられます。このうち骨の長さの違いは基本生まれつき又は何らかの病気、骨折などが考えられそれ以外は生活習慣や生活環境が原因となることが多いように思います。(筋肉量の違いは病気の可能性もあります)

筋肉の着き方

足回りの筋肉写真

左右の筋肉の着き方のが違うのは足の使い方で例えばスポーツなどで片足の使用頻度が高い、同じ動きしかしないなどで一部の筋肉のみが周りの筋肉より鍛えられ(筋肉を鍛えると言うことは関節を動かすと言うことになります)足全体のバランスが狂ってしまい力の強い方に引かれてしまいます。
つまり筋肉バランスが狂ってしまうと関節が傾き関節内の軟骨の減り方のバランスも狂い傾いてしまうと言うことです。
足の筋肉を鍛えるときに動かす関節は膝関節、股関節、足首の3か所です。そのため3か所の関節のうちの一つでも僅かでも曲がっていると足の長さは変わってきます。

関節の傾き

足首の動きの図

膝関節や股関節が傾くと変形や痛みに繋がる事が有り体の筋力バランスが狂い姿勢の悪化につながることがあります。(関節が傾いてしまうと体重がかかった時に重心の位置がズレ体がわずかに傾いてしまうため)
足首が傾いてしまうと痛みが出る事も有りますが可動域の減少や踏ん張りがきかないなどが有り足の向きが変わり靴底の減り方が傾いてしまい歩き方にも影響が出てきます。
骨盤が傾いてしまうと姿勢が傾いてしまい股関節の位置が変わる事も有ります。一つの関節の傾きが全身のバランスを崩すことになりかねません。

まとめると

背骨の歪み

足の長さの違いをほんの少しでもほおっておくと少しずつ体が傾いていき姿勢が悪化していくと言う可能性があります。少しぐらいと思わず違和感を感じたら早めに調整をしていった方が良いと思います。
次回は自身でできる調整の仕方をお伝えできたらと思っています。

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