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院長の独り言㉙呼吸に対し姿勢が悪くなると呼吸が浅くなり体に出る様々な悪影響について

最近テレビなどで”肺活”という言葉をよく聞きますが肺活量を上げて酸素を全身にいきわたらせようとのことのようです。

番組では肺の動きは直接鍛えられないが周りの筋肉を鍛えることにより肺活量を上げようとのことでした。

肺

鍛え方もいろいろ言っていましたが基本的に姿勢が悪ければ思うような効果が出ないように思いました。

そのように思った理由を書きたいと思います。

 

目次

肺と姿勢について

横から見た姿

肺は心臓の様に自力では膨らまないので必然的に呼吸に関係する周りの筋肉が重要になってくるのですが姿勢が悪くなるとそれ以前に胸郭(肋骨)の広がりが悪くなり肺のふくらみを制限すると考えます。。
広がれるスペースが限られている以上空気を取り入れる量にも限界があり体内に取り込む酸素量も減少すると考えられます。

肺の前後左右への広がりと縦への伸びに関して

呼吸の図

肺の前面には心臓が有り心臓と共に周りを肋骨に囲まれ外部からの衝撃から守られていて胸郭(肋骨)が広がることにより肺の広がるスペースを作っています。
肺の下には横隔膜が有り胸郭(肋骨)ないと腹部を隔てていて横隔膜が下に延び肺が下に伸びるスペースを確保しています。

肺はどの様に空気を入れて膨らむのでしょうか

呼吸の図

肺は他の臓器と違い自力で動くものでないので周りの筋肉で動かすことになりますが直接肺に筋肉は付着していないので肺の内部と外部の空気圧の差で空気の出し入れをしていると考えています。
肺の周りが密閉空間で横隔膜を境に腹部とも別れていると胸郭(肋骨)が広がると胸郭内の空気圧が下がり肺の内部の空気は広がろうとし肺が広がりお腹に力を入れると腹部の圧が上がり胸部を押し上げるようになり肺から空気を押し出すと言うイメージで考えています。

姿勢の悪い方の特徴としては

歩いている

猫背の方は肩甲骨周りが丸くなっていてるので胸郭の広がりに制限が有り尚且つ胸郭内の肺の位置も変わっています。
前傾姿勢になっている方は胸腔(胸郭内)と腹部(服空)の位置関係が変わり肺が真下に伸びにくくなります。
このことからも呼吸には姿勢が深くかかわっていると思います。

まとめると

呼吸の図

呼吸に必要な筋肉を鍛えるとのと同時に姿勢を良くすることも大事になるのでまずは背筋を伸ばして胸郭を広げるイメージで行えばよいと思います。
次に腹圧を高めて肺から空気を出すので鍛え方としては息を吐くときに腹筋に力を入れるのがよいと思います。

追加として

ロゴマーク

血液中の酸素量が減ると全身の細胞で作られるエネルギー量も減り体の維持に必要な分からエネルギーを使っていくので優先順位の低い筋肉を動かすところわエネルギーが不足しがちになり、つまり体力減退や気力の低下また疲れが取れにくいなどにつながると考えられるので健康寿命を延ばすためにも姿勢を良くすることが大事になり肩こりや腰痛の予防にもなるので是非ひいらぎ整骨院をご利用ください。。

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