膝の痛みの改善と姿勢改善、ダイエットの関係について。
目次
- ○ 膝を動かして痛む時の原因について
- ・軟骨の減少と半月板の損傷の場合
- ・膝蓋骨（お皿）の動きの制限による痛みの場合
- ・靭帯の損傷の場合
- ・気圧の変化による痛み
- ○ じっとしていても膝が痛む場合
- ○ 膝の痛みに対する対策
- ○ ダイエットをするとして
- ○ まとめると
膝を動かして痛む時の原因について
膝関節を動かして痛む場合の多くの原因として軟骨の減少、半月板の損傷、人体の損傷、
膝蓋骨（お皿）の動きなどが考えられます。これらの多くは関節面に対して一部分（内側
のみや外側のみ）といったように偏った負荷のかけ方によっておこるものと考えています。
軟骨の減少と半月板の損傷の場合
普段は両ひざにかかる負荷ですが姿勢の傾きや同じ動きばかりするなどにより、片膝にかかる・外側にかかる・内側にかかるなど偏って負荷がかかって支えるようになり、そのために膝を覆う筋力のバランスが崩れて関節面が傾き軟骨が傾いて減り骨と骨が当たるなどして痛みが出ることも有ると思います。
膝の軟骨（半月板など）はクッションの役割もあるので直接骨にかかる衝撃を和らげているので薄くなると直接骨に衝撃が加わることになります。
また、斜めに傾いて減ってしまうと姿勢の悪化や痛みの増加につながってくるように思います。
半月板を座布団と薄くて斜めに変形したものよりも少し厚みがあり柔らかいほうが良くないですか。
膝蓋骨（お皿）の動きの制限による痛みの場合
膝関節は元々骨格的にはX脚（内股）になっていて膝蓋骨（お皿）が膝関節の前面に付いていて関節の曲げ伸ばしに対して少しズレることにより関節がスムーズに曲がるようにしています。
膝は外から見ると真っすぐになっているので曲げるときに見た目と骨格との差があるのでその差を修正しているのが膝蓋骨（お皿）です。よって膝蓋骨（お皿）の動きが鈍くなったり固定されると、骨格的には無理に曲げることになるので痛みが出てしまうのでしょう。
靭帯の損傷の場合
膝関節の靭帯は、必要以上に前後左右にずれたり捻じれたりすることを防ぐために付いています。
正常な時には少しのゆとりがある範囲で固定されて動いていますが、一方向から一定以上の力が一部分に必要以上にかかると伸び切ってしまったり切れてしまう事もあります。
靭帯は骨と骨を直接止めているので靭帯が損傷するぐらいの負荷が掛かると直接靭帯が付いている骨の部分に痛みが出ることになると考えています。
気圧の変化による痛み
膝関節は筋肉で囲んで固定しているために密閉空間になっていて外が低気圧の接近により天気が悪くなると関節内部が外気圧より高くなり膨張することにより結果的に腫れた状態と同じになり曲げにくく痛みが出るのだと思います。
しかし誰もが痛みが出るものでもないです。
やはり膝関節を囲んでいる筋肉に十分な柔軟性が有れば膨張しても伸びることにより痛みなどが出にくいと思います。
じっとしていても膝が痛む場合
何もしていない状態でも神経を刺激している状態になるので膝関節に炎症が起こり水が溜まっている、関節が変形して常に神経が圧迫されている、何らかの病変があることなどが考えられます。
膝の痛みに対する対策
膝の痛みの原因に多く関連しているのは筋肉バランスの崩れ、姿勢の悪さにより膝関節にかかる負荷の偏りにあると思います。
よって、筋肉のバランスを整えて姿勢を良くすることで支えるだけの筋力さえあれば膝の痛みをある程度は抑えれるでしょう。
先ずは膝周りの筋力バランスを整えるだけで膝の痛みは消えることも有ります。
じっとしていても膝が痛いときは病院などで見てもらうことをお勧めします。
支えるだけの筋力があればと言うことは、体重を落とせば同じ筋力でも支えられると言うことになりますが。
ダイエットをするとして
ダイエットと言ってもお腹を少しへこましたいのであれば多くの場合は骨盤の角度を変えることにより変わると思いますが、体重を減らすとなると余分な水分を減らし消費カロリーを増やすのが一番です。
でもそれが一番難しく、消費カロリーを増やすには運動するか基礎代謝を上げる又は頭を使うしかありません。
筋肉は周りに疲労物質（乳酸）や脂肪がつくと力が出にくくなるので先ず血行を良くし疲労物質（乳酸）や余分な脂肪を取りスリムにすることから始めると良いと思います。
力が出るようになれば動きやすくなりますが、姿勢を良くすれば筋力のバランスも良くなり動ける範囲も増えるので運動しているつもりがなくても体を動かすことで筋力が付くので基礎代謝も上がってくると言うことになると良いですね。
まとめると
膝の痛みに限らず姿勢を良くすることはダイエットをする際にも筋肉のバランスを整え姿勢を良くするこから始めるとより効率的にできるでしょう。
一流のスポーツ選手になると皆さん姿勢が良いので（少なくとも猫背の人はいないと思います）姿勢が良いほうがより力が出やすいのでしょう。