院長の独り言㉟衰えと健康寿命について
皆さんも長生きするのならなるべく最後まで動ける体で健康でいたいですよね。
しかし人間には衰えと言う物が誰にでもかかわってきますが衰えを少しでも遅らせるためにいろいろな研究や医学の進歩で寿命は延びているのでひいらぎ整骨院としてはできるだけ動けるからだと言う事を考えてまとめてみたいと思っています。
目次
- ○ 人生できるだけ長く動ける体で。
- ○ 健康を維持する方法としては
- ○ 良い姿勢は効率が良い?
- ・例えば猫背の場合
- ・猫背による弊害
- ○ まとめと考察
- ○ 追伸として
人生できるだけ長く動ける体で。
年配の患者さんからあまり長生きしたくないとか年を取ると動くのがしんどいなどとよく聞きますが、では自分の事は自分でできる間はと聞くとその間はいいけどとほとんどの方は答えます。
つまり立場が変われば考えも変わりますが、動ける体の人はなるべく最後まで動ける体でいたいと考えていると言う事です。
よって動ける体で長くい続けるにはどうすれば良いのかお考えます。
健康を維持する方法としては
人はある程度の年齢を超えるとすべての面で機能が低下してきますが人によって機能低下のスピードには個人差が有り同じ年齢の方でも差が有ります。
患者さんを見ていて気が付いたことは元気に動いている方は年齢が上の方でも比較的姿勢の良い方の方が動きが良く元気に見えました。
そこで動きと姿勢について考えてみました。
良い姿勢は効率が良い?
【何故姿勢が悪くなるのか】で書きました良い姿勢とはどの方向でも比較的同じような力で動かせると言う事で一番効率の良い状態で同じような動きをすれば筋肉の疲れ方が少ないと言う事になり筋力が有れば特に動きにくいなどと感じることはあまりないのでこの状態が理想的な状態です。しかし生活しているとなかなか理想道理にはいかないもので動けば一部の骨格や骨は元の位置に戻りきらず微妙にずれてくるのでこのズレに重力が絡んでくると筋肉で支えたり引き戻そうと(筋肉は縮んで力を発揮します)しますが重力は持続的にかかってくるので支える筋肉に限界が来逆に引き延ばされてしまうからです。
例えば猫背の場合
猫背の場合は一番目を引くのが背中上部の肩甲骨あたりが丸くなって見えますがこの段階で正中線(真ん中のライン)から前後にズレていますが特に前には頭が乗っているために頭が重力により下に行こうとするのを防ごうとで背中と首の筋肉で意識して引き上げようとしますが常に意識し続けることはできず意識が切れてしまうと常に力の強い方に引かれるのである程度無意識に力は働きますが無意識の力の方が弱いためいずれ筋力が負けて猫背が加速していきます。
猫背による弊害
猫背が続いてきつくなると腕の動きに制限が加わります。これは背中の丸くなる部分には肩甲骨がついていて丸くなる時に邪魔になるので外に広がっていくので動きにくくなってしまい結果として腕の動きに影響が出ます。
また背骨が丸くなることにより背骨に付いている肋骨が動きにくくなるので呼吸に影響が出て呼吸が浅くなると体力も落ちるかもしれません。
他にも内臓などの臓器が圧迫されて機能が低下して免疫力の低下や腸内環境などにも影響が考えられます。
代表的な猫背について書きましたが他にも姿勢の悪くなる原因として肩関節、腰、骨盤などもあり姿勢の悪くなった状態で長い時間がたってしまうと矯正する際に時間がかかるので色々な症状が出る前になるべく早お目にカイロプラクティックなどの施術を受けるのをお勧めします。
まとめと考察
もともと姿勢のもとを作っているには骨(骨格)で周りの骨格筋全体で維持しています。
良い姿勢はいろいろな方向への動きが一番広くスムーズに動かせる態勢です。
良い姿勢を維持する基本は動くことによりズレた骨(骨格)を絶えず筋力を使って戻すことですが、人は全く使わない筋肉は三日で半分に減ると言われているので生活習慣でいつも同じ筋肉ばかりを使っていると骨格筋全体で筋力差が生まれ骨は強い方にひかれていき姿勢が変わっていきそこに重力などがかかってきて骨格のずれを加速していき猫背などになります。
姿勢が悪くなると身体が傾いた状態になるので臓器などが圧迫されたり引き延ばされたりして機能が低下していき色々な症状を引き起こすことが考えられのでできるだけ早い目に悪い姿勢を改善する事で体全体の機能を維持し健康寿命を延ばす事に繋がると思います。
追伸として
自身の感想ですが実感として姿勢が良くなれば体が動きやすく感じ他にも内臓機能や免疫力(毎年風邪気味になる事が有ったのがなくなりました)も上がったように感じます。また目線が高くなったので考え方も変わってきました。
このように良い方向に変わったように思うので人生観が変わるかもしれませんし若い人でスポーツなどしている人はパフォーマンスが上がるかもしれません。
良い方向に変わるのであればなるべく早くから姿勢を意識して悪いのであれば矯正などをお勧めします。その際は是非ひいらぎ整骨院をご利用ください。