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院長の独り言⑳よく聞く膝の痛みパターン

膝は何故痛くなるのでしょうか、痛みの出る仕組みが解れば予防にもな役立つと思います。

痛みの出方によっては様々な原因があると思いますがここでは筋肉が原因の痛みについて書きたいと思います。

蝶番関節の図

膝の関節は蝶番関節で周りを筋肉で覆われていてその筋肉によって固定されています。

ひいらぎ整骨院では膝の痛みの原因の多くはこの筋肉バランスの崩れだと考えています。

 

目次

痛みの出方

膝の痛み

普通関節は骨と骨が筋肉の作用により曲げ伸ばしをしますが関節を固定するのも筋肉で曲げるときに縮んだ筋肉の反対側の筋肉は伸びることになります。
つまり正常な筋肉なら曲げ伸ばしをしても痛みは出ませんが固く縮んだ筋肉があるとその筋肉を伸ばそうとしたときに痛みが出るのではと言う考えです。
この考えから筋肉性の痛みと言う前提でポイントになる部分を書きたいと思います。

立ち上がる時、座るときに痛い

膝の模型

膝の曲げ伸ばしは太ももの前面の筋肉で伸ばし膝裏を中心に足の後面の筋肉で曲げています。
よって座るときは太ももの前面の筋肉、立ち上がる時は足の後面の筋肉がポイントになると思います。

階段を上るとき降りるとき

膝が痛い

階段を上る時は膝を伸ばすことになるので太ももの前面に力を入れていますので足の後面の筋肉がポイントになると思います。
階段を降りる時は膝を曲げると言うより踏ん張る力の方が大きいのでふくらはぎをはじめ足の後面に力が入るので太ももの前面がポイントになると思います。

その他の痛みの出方として

膝の痛み

他にも何をしたときのではなく時々痛むや常に痛むこともあると思います。
直接の原因が筋肉性でない場合もあります。
これらについて書きたいと思います。

曲げ伸ばしの際にピンポイントに痛みの場所がわかるとき

膝関節

膝を曲げ伸ばししたときにどの部分が痛いのかピンポイントでハッキリ分かる時と大体「この辺り」のようにハッキリしない時が有ります。
痛みの場所がハッキリしない時は筋肉に原因のあることが多く痛みの場所がハッキリする時は関節や骨の可能性が高いように思います。

軟骨がすり減っている場合

膝関節の図

膝の関節には軟骨が存在していますがその軟骨が曲げ伸ばしによりすり減りますが、その減り方が力のかかり方などにより斜めに減ってしまい関節が傾き関節間隔の狭くなった方に曲げた際に骨同士の接触や軟骨の削りカスが挟まったり反対側の筋肉が必要以上に伸ばされて痛みが出ると考えます。

変形性膝関節症

膝の痛み

膝の関節は見た目は真直ぐに見えますが骨格としては内股になっていて膝蓋骨(お皿)が動くことによりスムーズに関節の曲げ伸ばしができるのですが関節の曲げ伸ばしにより半月板が斜めに減ってしまうと関節が斜めになってしまい膝蓋骨が引っ掛かり動きにくくなって痛みが出て関節が固まってしまうと痛みもなくなると考えています。

天気が悪くなると痛む

雨

気圧の変化と湿度がかかわってくると思います。
膝関節は筋肉に囲まれて密閉空間になっているため外気圧が下がれば関節内が膨張して痛みが出ると思います。
湿度が高いときは膝関節の周りの筋肉が膨張して痛みが出ると考えています。
痛みの出る人でない人がいますが筋肉が柔らかくしっかりついていれば気圧、湿度の影響を受けにくく筋肉量が減り固くなってくると影響を受けやすくなるのかなと思います。

どの様にすればよいのでしょうか。

ストレッチ

膝関節の筋肉バランスが狂うと力の強い方に関節が傾いていき軟骨が斜めにすり減ったり半月板が傾いたりして膝関節の変形につながると思うので関節周りの前後左右の筋力バランスを整えることが大事ですがやり方としては縮んで固くなっている筋肉を伸ばしてあげると良いのではないでしょうか。

まとめると

ストレッチ

病気や怪我以外で筋肉系の痛みや自然に起こる使い痛みでは膝関節周りの筋肉バランスを整える事と出来れば筋力を鍛えることで痛みの改善につながると考えています。

最後に

ロゴマーク

人によっては効果に差は出ますが上記の考えを基にひいらぎ整骨院では施術を行っています。
余談ですが上記の考えを基に変形性膝関節症を考えるとある程度の改善と予防はできるのではと考えています。
膝の痛みがなかなか取れないとお悩みの方は是非ひいらぎ整骨院をご利用ください。

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